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診療開始から1年がたちました

執筆者の写真: 謙一 宮本謙一 宮本

半年ぶりの投稿となります。


当院は、2023年11月1日で、保険診療開始から1年が経過しました。

先週、保険診療開始から1年を目処に行なわれる、厚生局による新規個別指導が終了し、ようやく一段落つきました。


長いようで、あっという間の一年でした。

当院の診療についてご理解いただき、日頃からご協力していただける数多くの関係者の皆様、そして何より、患者様とそのご家族の皆様のおかげで、無事に1年間診療を継続することができました。

職員一同、心から感謝いたしますとともに、今後も質の高い診療の継続に努めていきたいと考えております。


さて、開院後1年を振り返り、訪問診療の統計データをまとめましたので報告いたします。


<開院後1年間(2022年11月~2023年10月)の診療実績>


訪問診療患者数242人(月平均20.2人の新規患者を受け入れている計算になります。)

看取り40人(在宅患者37人、施設患者3人)(月平均3.3人)

定期訪問診療1946件(月平均162.2件)

往診518件(初診往診を含む)(月平均43.2件)


往診のうち

緊急往診(平日日中の緊急を要する往診)39件(月平均3.3件)

夜間往診(平日・土曜日の18~22時と6~8時)37件(月平均3.1件)

休日往診(日曜日・祝日の6~22時)50件(月平均4.2件)

深夜往診(全ての日の22~6時)25件(月平均2.1件)


上記のうち、夜間・休日・深夜往診の10件のみ、当直医師が診察を実施していますが、それ以外は全て院長の私が診察を実施しております。


年間約2500件の診察(定期訪問診療+臨時の往診)といっても全く実感がわきませんが、患者様からのニーズに応じて日々丁寧に診療してきた積み重ねがこの数字となりますので、微力ながらも自分なりに地域医療に貢献できているのではないかと考えております。


大変ありがたいことに、当院では、開院以降ずっとコンスタントに、様々な関係者の皆様(他医療機関、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、高齢者施設等)から新規の患者様の依頼をいただいており、これ以上診療患者数が増えると質の高い診療継続が困難だと判断した場合は、新規患者の受け入れを制限するなどの対応をさせていただいております。

今後も、全ての新規の患者様の依頼をお引き受けすることは難しいかもしれませんが、クリニック近隣の患者様や、院長の専門分野(呼吸器内科等)の患者様、そして何らかの事情があり他の訪問診療クリニックでの受け入れが難しいような患者様等は、できるだけお断りせずに新規依頼を受け入れていきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。


2023年11月19日

みやもと訪問クリニック

院長 宮本謙一


当院から見た調布花火大会の写真です


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