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川崎市多摩区、麻生区、東京都稲城市の訪問診療中心のクリニック(在宅療養支援診療所)
みやもと訪問クリニック
​訪問診療のご案内

みやもと訪問クリニック 訪問診療のご案内

 

訪問診療とは

・お一人で通院することが難しい方が対象です。

 (病院への通院との併用は可能です。)

・1ヶ月に1回以上、定期的に自宅で診察を実施します。

​・問診やお身体の診察、薬の処方に加え、さまざまな医療処置や検査を受けることができます(別表参照)。

・急な体調不良時には、24時間365日、いつでも医師に相談することができます。

 (訪問看護師などを通じて相談することもできます。)

・病状に応じて、薬の追加処方や中止・減量の指示、臨時の診察(往診)、点滴や注射などの医療処置、病院への入院の依頼などの医療サービスを受けることができます。

訪問診療時間

月~金曜日の9 時 〜 17 時(祝日を除く)
※当院訪問診療中の患者様は24時間365日対応いたします。

訪問範囲

 川崎市多摩区(全域)、麻生区

 東京都稲城市

 

主な連携医療機関 

 聖マリアンナ医科大学病院

 日本医科大学多摩永山病院、慈恵第三病院

 川崎市立多摩病院、川崎市立井田病院、稲城市立病院

 新百合ヶ丘総合病院、麻生総合病院、横浜総合病院

 多摩南部地域病院、聖ヶ丘病院、たま日吉台病院

 かわさき記念病院、生田病院、稲城台病院 など

当院の訪問診療の特徴

当院が特に力を入れているのは以下のような患者様です。

癌末期の緩和ケア

 緩和ケア病棟と変わらない最大限の緩和ケアを行います。在宅生活を支える看護師や薬剤師、ケアマネージャー等と連携し、介護するご家族のケアにも力を入れています。病院で治療を継続しながら在宅で並行して緩和ケアを行うケース、最期は緩和ケア病棟に入院を希望されるケースなど、患者様とご家族の意向に沿い、病院と密に連携して最善の治療を行います。

 

慢性呼吸不全、心不全、腎不全など

 慢性心不全で入退院を繰り返している方や、COPDや間質性肺炎の重症の方など、在宅での生活が困難なケースについて、通常の投薬治療だけではなく、栄養療法や呼吸リハビリ、医療用麻薬等の使用による緩和ケア等を最大限実施することで、できるだけ在宅で生活できるよう努めます。その他の慢性疾患についても丁寧な診療を行い、重症化を防ぎ苦痛を緩和します。

 

認知症のケア(対応困難事例を含む)

 認知症の十分な診療経験を生かし、薬物治療だけではなく、生活環境の整備、介護者の接し方など、日常生活に即したアドバイスを行います。ケアマネージャーをはじめ、関係者との連携にも力を入れています。「家で自由に過ごしたい」「自然な形で最期を迎えたい」との要望にもお答えします。

医療費について

 月2回の訪問診療を行う場合、在宅時医学総合管理料+訪問診療料(2回)+居宅療養管理指導料(2回)で、自己負担1割の方の場合、月額約6500円の自己負担となります。

​ これに加えて、状態に応じた様々な診療報酬上の加算、注射や点滴などの処置料、在宅酸素療法などの指導管理料、血液検査などの検査料などの医療費と、予防接種や診断書などの自費が発生する場合があります。

 当院の診療費用(医療費・介護費)について(PDF)

​ 当院の自費の一覧表(PDF)

他の訪問診療クリニックとの違いについて

 当院では、多くの常勤医師が在籍し「機能強化型在宅療養支援診療所」「在宅緩和ケア充実診療所」等の加算を行っている大規模なクリニックと比較すると、医療費が抑えられる可能性があります。また、診療ごと(月ごと)に発生する交通費などの自費部分についても、各クリニックで違いがあります。当院では交通費はいただいておりません。

​ 多くの医師が存在する大規模なクリニックの場合、様々な専門性を持つ医師の診療が受けられるというメリットがありますが、担当医が頻回に交代するなどのデメリットが存在する場合もあります。当院では原則として同じ医師(主治医)が最初から最期まで責任を持って診療いたします。

 夜間・休日の対応について、複数クリニックの広いエリアにまたがるたくさんの患者様を1人の医師(当直医やオンコール担当医師)が担当しているような場合、往診を実施したり、きめ細やかな対応を行うことが難しい可能性があります。当院では、患者様の希望があり、なおかつ医学的にも必要な場合には、必ず往診を実施することを基本方針としています(もちろん、救急隊のように常に出動できるよう待機していて、救急車のように迅速に駆けつけられるわけではありません。また、緊急対応が重なった場合や、渋滞などにより、到着まで長時間お待たせする可能性があることについてご理解ください)。

 費用面や夜間・休日の診療体制はとても重要なことなので、いくつかのクリニックに事前に相談した上で、どのクリニックの訪問診療を受けるか選択することをお勧めいたします。

開院後1年間(2022年11月~2023年10月)の診療実績

・訪問診療患者数242人(月平均20.2人の新規患者受入)
・看取り40人(在宅患者37人、施設患者3人)
・定期訪問診療1946件(月平均162.2件)
・往診518件(初診往診を含む)

往診のうち
・緊急往診(平日日中の緊急を要する往診)39件
・夜間往診(平日・土曜日の18~22時と6~8時)37件
・休日往診(日曜日・祝日の6~22時)50件
・深夜往診(全ての日の22~6時)25件

 上記のうち、夜間・休日・深夜往診の10件のみ、当直医師が診察を実施していますが、それ以外は全て院長の私が診察を実施しております。

当院における個人情報等の取り扱いについて

 当院の個人情報の取り扱いについて(PDF)
 ICTを用いた在宅医療情報連携体制について(PDF)

訪問診療のサービス内容

​実施できる主な医療処置

図1.png

​実施できる主な検査

図2.png

訪問診療を検討中の方へ

・現在通院中や入院中の方は、まず主治医の先生にご相談ください。

・病院の場合は、医療相談室の看護師やソーシャルワーカー等に相談することもできます。

​・担当のケアマネージャーがいる方は、是非お早めにご相談ください。いない方は、お住まいの地域担当の地域包括支援センターにご相談ください。

・当院の訪問診療についてのお問い合わせやご相談は、電話(平日9時~17時30分)またはe-mailでお願いいたします。(当院診療中の患者様の診療を優先させていただきますので、返信や回答が遅くなる場合があります。)

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