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テレビ神奈川の取材を受けました

  • 執筆者の写真: 謙一 宮本
    謙一 宮本
  • 4月14日
  • 読了時間: 2分

先日、テレビ神奈川の取材を受け、その内容が4月11日夜の「tvk News Link」内で放送されました。

在宅医療を取り巻く課題について、とてもわかりやすくまとめてくださいました。

興味がある方は、ぜひ以下の動画(YouTube)をご覧ください。


「2025年問題「在宅医療」需要増と地域で支える仕組み作り」(News Link オンライン)


少しだけ補足いたします。


診察のシーンで、私が何度も「すみません」と謝っているのは、急遽患者様とご家族様に取材にご協力いただき、診察中もずっとカメラで撮影している状態だったので、「ご迷惑をおかけしてすみません」という意味です。なんかお見苦しくてすみません・・・。


インタビューで私が話しているとおり、介護の問題で在宅療養を諦めるケースが増えているというのは、日頃から実感していることです。

「これ以上病院での詳しい検査や治療は望まない」「自宅で可能な範囲の治療を受けて、できるだけ最期まで自宅で過ごしたい」と思っていても、医療面ではなく介護の面で在宅療養の限界を感じて、入院や入所を選択することはまれではありません。特に、訪問介護を含む介護人材の不足の影響が大きいのではないかと思います。「ヘルパーさんにもっと多く入ってもらいたい」、特に「土日や夜間にも入ってもらいたい」と希望しても、希望通りにいかず、24時間の介護を強いられるご家族の負担が重くなっているケースが徐々に増えてきている印象です。

高齢化が進み、全ての業界で人手不足が深刻化している中で、簡単にはいかないと思いますが、国として在宅療養を推進していくのであれば、国が介護報酬を大幅に増額して、多くの労働者、特に若い人が介護の仕事を志すようにしていかなければ、この問題は決して解決しないと思います。


私は昨年度から「多摩区在宅療養調整医師」を、今年度から「多摩区在宅療養推進協議会代表」を務めています。在宅療養についてのさらなる普及啓発と、医療・介護関係者のさらなる連携強化に努めなければいけない立場から、今回の取材を引き受けさせていただきました。今後も、微力ながら、地域医療のために頑張っていきたいと思います。




 
 
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